まずは解体工事です。
工事に関わらな部分に傷などを付けないようしっかりと養生をしてから作業開始となります。
解体作業をしながらも、どんどん増え続ける解体ゴミを整理しながら積み方を考え進めて行きます。
どの順番でトラックに積み込むか、他にも出てくる解体ゴミとの兼ね合いも考え、一度に出来るだけ多くのゴミを安全に載せていく方法をイメージします。こうすることで、『載りきらなかった～』とか『移動中に落ちないかな～』といった不安や危険も回避できます。
少し面倒な作業でも、みんなが安全に作業できる環境づくりはお客様の笑顔に繋がり、その笑顔は私たちの喜びとなって返ってくるのです。

続いて、ダイニングとリビングの間にある下り壁を撤去します。
躯体構造に影響が無い壁などは撤去することができますが、必ずプロに相談し問題が無いかを確認して下さい！
築年数の経過している住宅は各部屋を仕切って、冷暖房効率を上げるのに適した家造りでした。しかし最近では高機能な冷暖房機が多数開発され、広くて開放的な家造りにも適した商品が購入しやすくなったため、部屋ごとを仕切るスタイルは少なくなっていますね。こうしたこともあり、今回壁の撤去依頼をいただきました。下り壁でも撤去するとだいぶ開放的な空間になり、全体的に明るくなりました。

続いて、浴室の解体工事です。
タイルの浴室に比べ、メリットの多いユニットバスを採用することになったので、浴室は全解体します。
ユニットバスの工事は解体工事で1日、設置工事で1日、合計2日で完成となります。ですが、コーキング剤の乾燥に半日～1日程度かかります。窓を開けて風通しをよくし、3日目の夜には新しいお風呂に入れます。
ユニットバスはメーカーの標準仕様にオプションを追加していくことで金額が変わりますが、標準仕様でも選べるアクセントパネルや浴槽カラー、床カラーなどもございます。

解体が終わったシステムキッチンも新しいものを設置していきます。
新しいキッチンは天然無垢材使用の高級感があるキッチンです。
そして、収納スペースがしっかり確保されている上に、全ての引き出しが最後まで引き出せるフルスライドタイプで、閉める時はす～パタンと静かに閉まります。
今回はガス台・食洗器タイプを使用しましたが、IHにすることも食洗器部分を引き出しのままにすることも可能です。
また、扉などの表面材や天板の色柄・素材、シンクの種類や水栓、キッチンパネルなど、お客様に選んでいただける内容が様々あります。迷ったときはご相談にのりますし、ショールームにも同行できますのでご安心ください。