まつもと工務店では中古住宅を仕入れ、リフォーム後に販売をする「中古住宅再生プロジェクト」を行っています。
細かな点検をし、直すべきところは全て直し、そのうえでデザイン性も向上させます。大工さんの手間がかかるような空間デザインも、自社に大工さんがいるからこそ低予算でのリフォームが可能となります。これはまつもと工務店の強みです。

ちょっとしたところに間接照明を取り入れるだけで部屋全体の雰囲気もガラッと変わります。
こういった部分にも少しのデザインを加え、柔らかな空間演出をすることで、より魅力的になりますよね。
かたちや照明器具の色合いを変えればモダンな空間でもラグジュアリーな空間でも好みやインテリアに合わせてつくれるのでアクセントに取り入れてみてはいかがでしょう。

階段を上がりきった先のデッドスペースになっていたところには新しく洗面化粧台を造りました。
カウンター天板を取り付け、洗面ボールとミラーを設置したものです。シンプルな造りですが、手作りならではの木の温もりを感じられます。ミラー部分にはコンセントの差し口も付けました。
天板やミラーの枠は木の種類や塗装などでまったく違った雰囲気のものを造ることも可能ですし、洗面ボールや蛇口でも雰囲気を変えることができます。

外回りは庭で傷んでしまっていたウッドデッキを撤去しました。また、バルコニーの床からは床鳴りやきしみがあり、少し不安を感じたので床材を張り替えました。
まずは傷んでいる床材を壁などに傷をつけないよう丁寧にはがしていきます。新たに張る床材は庭先で加工し、バルコニーまで運びます。
どんな材料にも伸縮性や反り、ゆがみなどそれぞれに個性があります。そんな個性を計算しカットするサイズや取付方を決めていきます。建物自体も変化していくので、まっすぐに見える壁も実はゆがんでいたりします。そういったことも含めて加工、取付をしていくので、リフォームの場合には現場合わせの細かな作業が多くあります。特に四角い空間は小さな隙間でも目立ってしまうのでより丁寧に仕上げます。